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2019/02/08

食育につながるあそび

これは遊び、これは教育と分けて考えるのは大人だけであって、乳幼児にとっては触れるもの、見るもの全てが遊びであり、そこに「遊び」と「教育」の区別はありません。
大人が子どものそばで、お箸で食事をしていて、子どもの「お箸を使ってみたい!」という欲求は、年長者へのあこがれもあると思いますが、興味・関心の表れだと思います。子どもにお箸を使わせることで、喉にお箸が刺さらないかと心配にもなりますよね。でも、ダメダメを繰り返すことで、せっかくのやる気スイッチを脅かすことにもなりかねない。そんな時、お箸に変わる玩具があれば、その気持ちを損なうことなく満たされるのではないでしょうか。
そこで、子どもの成長段階を踏まえながら、あそびと生活が密接に繋がっているということについても触れていきたいと思います。

砂あそび

 

スコップを利き手でもち、もう片方の手で容器を持ち、砂をすくって入れるあそびは、繰り返し遊ぶことで、すくって入れるという動作としっかりとこぼさないように持つという2つの動作を一度にすることが挙げられます。それは、食事において、手づかみからスプーンを使うことに繋がり、そしてつい利き手の動きに着目してしまうと思いますが、お皿を持つ手も大事にしてあげたいですね。乳幼児期だけでなく、お皿を持たずに片方の肩が下がって食べているという姿をよく見かけます。小さいうちにいろんなあそびを通して、右手左手の操作性を意識し、姿勢よく食べることを大切にしていきたいですね。ここで砂遊びをする上で気を付けることは、口の中に砂を入れないようにしてあげましょう。
スコップの持ち方は、手の平を下に向けて持つ握りもちになります。(注意・・・あそびだということを意識して、押し付けのないように参考程度にしましょう)
そして、容器に砂を入れられたら「砂を入れられたね。〇〇ちゃん(〇〇くん)すごいね。」とほめてあげて、やる気スイッチを入れて、集中力や意欲がわくことに繋げてあげましょう。
この次の段階になり、手の平を上に向けて持つ握りもちになります。
この段階にくると、こんな遊びをしてみてはいかがでしょうか。

れんげでままごとあそび

れんげを使って、お皿からお皿へ、お鍋からお皿へと食べ物に見立てたおもちゃをすくって移動させます。
お砂遊びとの違いは、形のあるものを落とさずに入れることが目で見てわかりやすいことです。
自然の中であそぶ砂遊びで身に付けられることもたくさんありますが、お部屋でのままごとあそびも楽しく展開できますので、ご参考にしてみてはいかがでしょうか。
年齢や発達段階に合わせて、手の平を上に向けて持つ段階へステップアップしても良いと思います。
そして、もう一つステップアップされるときは、すくい持ち(鉛筆持ち)になります。
すくい持ちが身についてくると、お箸へのステップが踏めます。

お箸を使ったあそび

 

6角形や4角形のお箸で、お皿からお皿へ消しゴムを掴んで移動させるあそびです。
あそびに趣をおいているので、落としても大丈夫。ゲーム感覚で楽しくあそびましょう。
大人が一緒に楽しむことが1番大切です。
肩の力を抜いて、一緒に楽しみましょう!!

今回は、食育についてあそびの観点から、挙げました。
脳の発達の臨界期を過ぎてからでは、獲得するのが難しい能力が多々あります。
3歳までに保護者や保育者が意識してほんの少しプラスαの働きかけを行うことで、その子の生きる力の基礎をぐっと引き上げることができるのであれば、素晴らしいことだと思いませんか。