「褒める」ことの大切さ|もっと知りたい育脳教育!|サンライズ育脳教育.com

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育脳教育!
2020/01/27

「褒める」ことの大切さ

 

大人でも褒められると、とても嬉しいですよね。

大人はその真意を勘ぐったりしてすぐに良い結果に結びつかないかもしれませんが、子どもたちの場合とても素直に受け入れ、良い結果をもたらします。人との関わりから、沢山のことを吸収する成長期の子どもたちは本当に素晴らしいですね。

そんな子どもたちに対する「褒める」ことの意味や大切さについてお話したいと思います。

 

褒められると子どもの脳はどうなる?

褒められると、嬉しくて良い気持ちになります。「嬉しい」と感じることで脳は活性化され、「ドーパミン」という物質をたくさん分泌します。また、「褒める」ことは「認める」ことに繋がり、この「認められた」という経験を積んだ子どもは自己肯定感が育まれます。これにより、失敗を恐れず物事に意欲的に取り組めるようになっていきます。著しい成長を遂げていく乳幼児期に、しっかりと自己肯定感を育むことは、その後の人生に計り知れない影響力を及ぼすことになります。

 

 

セロトニンの分泌でさらにパワーアップ!

「幸せホルモン」の異名を持つ「セロトニン」。この「セロトニン」という神経伝達物質が脳から分泌されると、心のバランスが整えられます。では、「セロトニン」はどのようにして分泌されるのでしょうか?よく知られているところでは、太陽の光を思いきり浴びて体を動かす、規則正しい生活をすることとされていますが、「褒める」ことでも分泌されることが分かっています。このことから「褒める」ことは「セロトニン」と「ドーパミン」の両方が分泌されるということになります。「褒める」ことは、本当に素晴らしい効果をもたらすことが理解できます。逆に大人が禁止や命令などのネガティブな言葉を浴びせると、「セロトニン」も「ドーパミン」も分泌されないので、子どもたちの行動を促す時には気を付けたいですね。

 

 

子育ての基本は「褒める」こと

危険な行為や人に迷惑をかけた時は叱ることもあると思いますが、「褒めて伸ばす」を基本にしていくことが大切だとお分かりいただけたかと思います。遊びや生活のあらゆる場面で「ほめられる」「うれしい!」「もっとやりたい‼」というポジティブな連鎖を多く作ることが、子どもたちにとって良い効果をもたらすことになるでしょう。何よりこのポジティブな連鎖からは「笑顔」や「楽しい雰囲気」がたくさん生まれます。子どもたちの健やかな成長のためには「褒める」ことからの展開は、必要不可欠なことですね。また、褒めて大人も一緒に喜ぶことは素晴らしい脳の活性化を促します。皆さまも「褒める」ということを今まで以上にもっと意識してみてはいかがでしょうか?