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2021/05/20

☀待つ育児の大切さ☀

朝の慌ただしい時間や出勤前に登園準備をしている時に「早くしないと間に合わないから急いで!」と、つい、声に出してしまうことあるかと思います。ずいぶん前のことになりますが私も育児中「早く!早く!」と言って我が子をせかしてしまった記憶があります。朝食時、テレビを見ながらなんだか食事が進まなかったり、こぼして片付けをするのなら、自分で食べさせてしまったほうが早い、あれやこれやと手を出してしまっていたことを思い出します。もしかしたら保護者の皆様もそんなご経験をされたこともあるかと思います。そこで今回は、育児や保育の中でなぜ「育児や保育の中で子どもを待つことの大切さ」についてお伝えさせていただきます

 

なぜ育児に待つことが大切なのか

できるまで待ってあげることで、お子さまは「自分でできた!」という達成感を味わうことができ、その達成感は、のちに自信を育て「またやりたい!」「またやってみよう!」「こうしてみよう!」という意欲『やる気スイッチ』につながります。その『やる気スイッチ』が入ることでド―パミンが前頭前野へ放出され脳が快感を覚えると『好き‼』=『好奇心』となり更に積極的に考え始めたりします。お子さまの好奇心を親御さんが共感したり「なんでだろう」に付き合い伸ばしてあげることでお子さまの能力は大きく開花していくのです。

サンライズキッズ保育園では

0歳から5歳までのお子さまをお預かりさせていただいております。今回は2歳児さんの様子をお伝えさせていただきますサンライズキッズ保育園ではお天気の良い日にはよくお散歩に出かけます。そこで保育者は「お散歩に行く前にみんなは何をしたらいいのかな」と聞いてみます。日々、園生活を過ごしてきたお子さま達は「おトイレに行って!」「帽子をかぶって」「靴下をはく!」、、、と次々に嬉しそうに教えてくれます。自分から帽子や靴下のある場所に取りに行き、まだ小さくて可愛らしい手や指先を使い一生懸命、靴下を履こうとします。

お子さまが自分でやろうとする気持ちを大切に受け止め保育者は側で見守ります。なかなか難しそうなときにはさりげなくお手伝いをします。保育者が履かせたり、帽子をかぶせてあげたほうが時間的にはとても早いのですが、それではお子さまの『やる気スイッチ』にはつながりません。この、側で見守ったり,さりげなく手伝ったり、頑張って履いてみようと思えるような言葉かけをすることでお子さまが自分で履けた!かぶれた!と嬉しそうな笑顔を見せてくれます。

保育者は「〇〇ちゃんすごいね―頑張ったね―」と『できた』喜びを共感したり褒めてもらったことで、お子さま達は満足感と快感を味わうことができるのです。ここで決して言ってはいけない言葉のかけ方は「自分で履けないとお散歩には行けないね」等のネガティブな伝え方は『やる気スイッチ』を失ってしまいます。サンライズキッズ保育園ではポジティブになれるような言葉かけを大切にしています。大人もそうですが、言葉のかけ方や伝え方によって受け取り方も全然違いますよね小さなお子さまも同じです。ぜひご家庭でも『やる気スイッチ』につながるような言葉かけや、かかわり方をみつけてみてください。

まとめ

お子さまの成長は一人ひとり違います。そのお子さまのぺ―スに合わせた言葉かけや、かかわり方によって『やる気スイッチ』が入りその後の健やかな成長につながることと思います。日々忙しい中で『待つ』のはとても大変で保護者の皆様も忍耐力が必要ですが時には「早く!」と言ってしまう時があってもよいと思います。でもお時間のある時にはぜひお子さまの側に寄り添い『自分でできた!』と自信に満ちたお子さまの笑顔とこれからの成長と期間限定の特別な時間を一緒に楽しんでいきたいですね