紙を切ったり、貼ったりなど子供は工作遊びが好きですよね。
どのようにしたら自分の思っているように表現ができるのか等を考えながら手を動かしていく時に集中力も養われていきます。
こんにちは!サンライズキッズ保育園です。
手先を使った遊びをこれまでもいくつかご紹介してきましたが、手先を器用にすることは、乳幼児期の脳の発達に良い刺激を与えてくれます。
そこで、今回は手先を使った遊び、『工作遊び』をご紹介します!
紙を切ったり、貼ったりなど子供は工作遊びが好きですよね。
保育園では、一日の活動の中で静と動のバランスを考えながら子ども達の発達段階に合わせ日々保育を行っておりますが、静の時間の活動の1つに、季節の制作があります。
シール、折り紙、のり、はさみ、クレヨンなど、これらの道具を目にすると子どもたちの目は輝きます。
1歳~2歳のお子様はまだ手先が未発達なため、簡単な折り紙や、お絵かきをしたり、テープやシールを貼ったりという作業も出来てきます。
また、2歳前後になってくるとはさみが使えるようになってくるので、紙を切ったりなど出来る事も増えてきます。
与えられた素材を見て、子どもは自分の中のイメージに沿って素材を組み合わせて工作をしていきますので、様々な素材の準備をしてあげられるといいですね!
どのようにしたら自分の思っているように表現ができるのか等を考えながら手を動かしていく時に集中力も養われていきます。
工作では、創意工夫して何かを創り出すといった「思考」の部分はもちろん、はさみやのりを使うことで指先の「感覚」も育まれます。
工作遊びによって、道具を使うときの感覚を学び、はさみなどの簡単な道具を使いこなせるようになる。
そうすればその次のステップである「鉛筆やお箸の持ち方」といった難しい道具にも、抵抗なくチャレンジしていけます。
また、正方形のおりがみを半分に1回折ると三角や四角が2つでき、2回折ると4つできるなど、おりがみで遊ぶことで図形やかけ算、分数の概念を自然と体感できます。
工作にはこのような良いところがたくさんあるのです。
保育園では、保育者がこういったものを作りたいとまず考えて素材を準備します。そして子どもたちの前で見本を見せるのですが、子どもたちの完成品は私たち保育者とはまた違ったステキな作品がたくさんできあがります。
時間になっても、『まだやる!』とすごい集中力を見せてくれたり、『みてみて!』と自分の作った作品をキラキラした表情で見せてくれたり、『すごいねー!上手!』と褒められてとびきりの笑顔を見せてくれたり。
のりをつけすぎたり、はさみで指を切りそうになったり、見ていると思わず止めてしまいそうになってしまいますが、やる気になっている子どもの行動を阻止してしまうと、やる気も失いかねません。『こうするといいよ!』とさりげなくアドバイスする程度で側で見守ってあげてください。
『見てみて!こんなのもできたよ!』と大人も一緒になって工作遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。子どもたちの想像力が更に広がっていくことでしょう!