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育脳教育!
2018/12/14

新聞紙で脳育!

「指先は脳のアンテナ」と言われているほど、10本の指は脳の運動野の中で大きな領域を占めています。
大人からすれば「ただの新聞紙」ですが、子どもの手にかかれば、大人が想像できないようなものに変身します。
そんな万能な「新聞紙」を使った「新聞遊び」についてお話をしていきます。

手を動かすと、こんなに脳が動く!

目の前にある物を、どのように遊ぶか考えながら作業することで手を上手に使えるようになっていきます。物を作る為には、どうやって作ろうか?と自分で順序立てることができるようになります。そして、考えるということも繰り返します。繰り返していくことによって、発想力・想像力が身に付いていきます。

1.考える
何を作ろう?どうやって作ろう?どれくらいの大きさにしよう?と頭をフル回転しながら、目の前の作業に取り組みます。
2.手を動かして作る
手先の感覚を養うことに繋がります。これから起こること全てが初めての経験・感覚になります。実際にモノに触れることで指先の感覚や力の強弱を覚えていきます。
3.手で感じる
いろいろな感覚・感触を手で感じる分野は言葉では表しきれないほど広くあります。「見て」かんじるのと、「触れて」感じるのとでは、大きな違いと経験が生まれます。
4.記憶をつかさどる
これは何?どんな形?どんな色?何に使うの?と自分の記憶をつかさどるスイッチになります。

新聞紙で「新聞遊び」

一枚の新聞紙を渡してみて、そっと紙に触れることからスタートします。
初めは「なんだろう?」と不思議そうにする姿が見られますが、触れることに慣れてくしゃくしゃにし始めるかもしれませんし、指先だけでなく全身を使って楽しんだり、においを嗅いだりするかもしれません。
保育者が目の前で紙を破って見せると真似しようと思うのが、子どもの姿ではあたりまえです。破ろうとしても両手がないと破ることはできないですし、両手があってもそれぞれが別の動きをしなければ破ることもできないということを自然と学びます。
次第に「手」で破るのではなく、親指と人差し指を上手に使って「つまんで」破ることができるようになっていきます。
上手に破ることができるようになったら、小さく破いたり、〇の形を作ったり、保育者が手本となるようにすると、子どもたちの目は輝き、「やってみよう!」と挑戦します。大人が思っている以上に、子どもたちにとっては頭も体も使う難しい作業になります。
楽しみながら新聞と触れ合い、脳を育てていきましょう!

新聞紙で「見立て遊び」

保育園で新聞遊びを繰り返ししていると、自然と「見立て遊び」が始まります。
新聞を丸めてボールを作り転がす、投げる、蹴る。また、おにぎりに見立てままごと遊びをする。輪を作りブレスレットやネックレスを作る。腰に巻いたり、身に付け衣服を作る。いろいろな物に見立てて遊んでいる姿が見られます。
いろいろな物に見立ててその姿を保育者が十分に認めていくと、「作る楽しさ」を伝えるきっかけにもなります。
ボールを転がしたり投げる、蹴ることで、強さやタイミングを覚えたり、一つ一つの見立て遊びにも、しっかりと脳が育つ利点があります。
ただ「物を作る」のではなく、「作ったもので遊ぶ」ことで道具を作ること、遊びの中に役に立つものをつくるということを覚えていきます!
遊んだ後はゴミ箱へ捨ててしまうのではなく、保育園で遊ぶときはお片付けも遊びの中の一つになっています。
大きな袋に入れ、動物や子どもたちが好きなキャラクターに変身させると子どもたちも喜び、積極的に片付けるようになり、遊びにも繋がっていきます。

ご家庭でも少し大変になってしまうかもしれませんが、ぜひ一度楽しんでみてください♪