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育脳教育!
2020/08/07

手を使って遊び楽しみながら育脳

人間は進化してきた中で二足歩行になり、そして手を使うようになりました。手を使う事により手指の使い方が分かり、いろいろ物を使って作業するようになったり、自分たちで考えて道具を作ることなど工夫(イメージ)して発展してきました。今も尚、人間は他の動物と比べるととても早いスピードで考え進化し続けています。

それは、小さな子どもたちでも一緒のことです。生まれてすぐにはハイハイは出来ませんが順序をおって身体の仕組みが備わると共に使い方が変わっていきます。それに伴い頭を使い、自分で感じるようになったり、模倣から経験値を重ねて興味の幅を広げていきます。

乳幼児期の遊びは強制ではなく楽しさの中で培っていきたいと私たちは日々の生活、保育や子育てをするうえで考えております。

それでは、もう少し掘り下げて考えてみましょう。

触ったらどうなる?

この記事をお読みの皆様も子どもの頃に一度は、感触あそびを経験したのでは、ないでしょうか?

好き、嫌い問わず、「これを触るとどんな感じだろう?」「何これ?ツンツン(突っつく)」「プニプニしていて気持ち良いな」など、その動機は様々でも幼少期の頃に触ってみて物事の本質を知るといった行動を取ったことでしょう。

そこで、好奇心を掻き立てられたり、触ることに慣れ始めた子どもたちは、長い時間指先を使い遊び込んでいきます。これが、「感触あそび」です。

感触あそび(寒天あそび編)

感触あそびをするとなると、「お家が汚れてしまうからさせてません。」「準備する手間がかかる。」「他のオモチャと違い与えても、ずっと見守らなければならないから…」という声を耳にする事もあります。

確かに、お家で家事や他にすることが沢山のある時には、控えておいた方がよいかもしれません。

しかし、乳幼児期だから楽しめる初めての刺激や経験を大切にして考えてみると、私たちはその貴重な短い時期にとても有意義な時間を子どもたちと一緒に過ごせるということになります。この時期ならではの嬉しいや驚き、なんだか気持ち悪い、などの表情を写真に残しておくと何年か経って見返しても楽しいですよ!

コミュニケーションの発達

子どもたちは生活や遊びの経験を通して、大人や友だちと共感し合います。

保育園での場合、保育者がその時に準備した材料を一度子どもたちの目の前で見せたり、そこで簡単な説明や遊び方の見本を表情豊かに表現して見せます。

言葉がまだ100%伝わらなくても、保育者は五感を使い説明をするようにしています。大きめの表現や声のメリハリも子どもたちを興味の世界へ引き込み、「あれ、何だろう?」「楽しそうだから、触ってみたい!」など動きと言葉で説明を感じています。保育者が「柔らかいね。」「冷たいね。」「キレイだね。」「プヨプヨしているね。」など子どもたちが使いやすい言葉を丁寧に投げかけていくうちに、意味の分かっている2歳児さんなどが、「柔らかいから、やさしく持つんだよ。」など自分自身で言葉の表現を増やし変化させていきます。それを、周りの子どもたちも良く見たり聞いたりする中で、言葉を覚えるようになり、コミュニケーションへと発展していきます。

このように経験と感情、言葉が連動することにより、子どもたちの脳は楽しみながら自然と成長していきます。

乳幼児期の感触遊びをどうぞ一緒に楽しんでみてください。