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2019/12/04

手先を使った育脳遊び~ひも通し~

今回はひも通しについて色々な視点からお話をしていきたいと思います。

最近では年齢に応じたひも通しの玩具があり、小さな頃から遊ぶことができます。

ひも通しの種類

保育園では、一日の活動の中で静と動のバランスを考えながら子ども達の発達段階に合わせ日々保育を行っております。

ひも通しは『静』の活動の時に落ち着いた環境の中で椅子に座り取り組んでいます。

家でもひも通し遊びをさせたいとお考えの方もおられるのではないでしょうか。でも、『どんな種類の物を選べば良いのか分からない』と仰る方も多く、年齢に応じたものではない物を与えてしまい『この子は集中力がない』『直ぐに飽きてしまう』と判断してしまっては大変です。そうならない為に今からどのようなひも通しがあるのかについて詳しくお話をしていきましょう。

★0歳児・・0歳児の後半から少しずつ遊んでみましょう。まだまだ指先が十分に発達していない為、ひもを通すというよりも棒状の物に穴の大きい輪っかのような物を通していく『棒通し』遊びからスタートしていきましょう。輪っかの所に動物の顔などがついていると更に楽しく遊べるのではないでしょうか。

★1歳児・・棒通しを十分に楽しんだ後、少しずつ指先の方も発達し大きな穴なら大人の人に手を添えてもらいながら一緒に楽しむことができます。選ぶポイントとしては、おもちゃと紐がバラバラにならない穴あきタイプのひも通しが良いです。

★2歳児・・個人差はありますが、ある一定の時間ならば座って指先を使った遊びも出来るようになってきます。

穴の大きさの目安としては、太めのストローぐらいの穴が丁度良いかもしれません。ひもの先をテープで巻き、穴に通しやすくしてあげましょう。また通した物が通り抜けてしまわない様に端を結んでおくことを忘れずに!!
2歳児になると、子どもの様子を見て色々な穴の大きさを用意し自分たちで選べる様にするのも良いかもしれませんね。

ひも通しで育つこと

ひも通しをする事で、どのような事が育つのでしょうか。先ずは、指先を使う事で手先が器用になる効果があったり

穴にひもを通すという事は細かな作業のため、神経を集中させることから『集中力を養ってくれる』と言われています。
また、ひも通しを始めた頃は色の配列や個数などは気にしていなかったのが少しずつ自分で好きな色を選び、色々な色を順番に通したり・同じパーツごとに通したりと自分なりに考える事で『想像力』を豊かにします。

 

ひも通しで見立て遊び

ひも通しは紐に通したら終わり・・ではなく、そこから色々な遊びに展開する事ができます。
先ずは、周りの大人が『長~いヘビさんみたいだね』や『お姫様のネックレスみたい』などの言葉を投げかけ、

実際に『にょろにょろ~』と言いながら動かす事で子どもたちに『こんな遊び方もあるんだ!!』と遊びのきっかけを作ってあげる事もよいかもしれません。また、『ほら見て先生のネックレスかわいい?』と聞いてみることで『私もネックレスしてほしい』という思いが出てくるかもしれません。
話の最初にもお伝えしたように『静と動』をバランス良くという点からも、先ずは集中してひも通しをし、その後で作ったものでお友だちや保育者と一緒に遊ぶ事で今度からは子ども達の方から『○○みたい』と見立てて遊ぶ姿が見られるようになるかもしれませんね。