語彙力をあげる!
0歳児の時の喃語から会話が成立したと感じるまでに子どもたちはたくさんの言葉に出会いますね。
大人が発する何気ない言葉を真似されて困った経験はありませんか?
困っている大人の姿をみて楽しそうに何度も真似て見せてくれますよね!
伝える言葉の一つ一つが本当に大切なこの時期
正しい母国語の基礎を作っていきたいですね!
お子さまの耳に届いてほしい言葉の数々をぜひ語り掛けてあげていただきたいと思います。
絵本との関わり方~
絵本はたくさん読み聞かせることで、語彙力だけでなく読解力がつき想像力豊かなお子さまに育ちます。
園でもたくさんの絵本の読み聞かせを行います。
各々にあわせて選んだ絵本をお膝の上で読んだり
みんなで同じ絵本見て楽しめる時間を設けたりと
絵本は、色んな場面で大活躍です!
たくさんたくさん読んでいるうちにお子さまが一緒に声を出して読んでいた‼
なんて経験はありませんか?
ご家庭ならなおさらお気に入りの絵本を毎日のようにせがまれて読むことがありますよね。
覚えてね!と声掛けしているわけでもないのに…
ページをめくると・・・スラスラと物語を話し始めます。
こうなったら、ただ読み聞かせるのではなくお子さまに読み聞かせのおねだりをしてみてください!
私も一番上の子が初めて私に読んでくれた絵本は今でも大切にとってあります。
もう今では27歳のむすめとの宝物です!!
正しく間違えずに読むことが大切ではありません。
自分でストーリーを考えたり順序だてて話すことも遊びの中から学んでいきます。
他にも、絵を見てどんなことが起こっているのかを話したり、
終わってから、なにが出てきた?それって何色だった?どこがすきだった?などなど
一つの絵本との関わりを徐々にステップアップさせていくと更に楽しめることと思います。
語彙力を高めることに加えて、脳のネットワークを増やしたりものの概念を自然に学んでいくことが出来ます。
フラッシュカードに夢中~
サンライズキッズで4月から取り組んでいるフラッシュカード!
お父さまやお母さまでもわからない物の名前を知っていてビックリしました!
とたくさんの驚きの声をいただいています。
フラッシュカードの効果は様々ですが、
当園では、「たくさんの情報を脳にインプットさせて知識力・語彙力をあげる」ことを目的としています。
最初は、保育者がスムーズに読み上げることが出来ず、苦戦していたフラッシュカード!
集中している子が2割ほどの状態からのスタートでした。
徐々にカードに見入る子どもたちが増えカード枚数を増やしてひたすら朝夕読み続けること2か月!!
今では、保育者と同じスピードで読み上げるお子さまもいて全体にとても集中して取り組む姿がみられます。
「聞きなさい」と強要することはありませんでした。
自らの意思で興味を持つことが大切だと考えていたからです。
最近では、読み上げる保育者の姿にも変化が表れています。
楽しんでいる様子が手に取るように伝わります。
そして、いまでは保育者と子どもたちが一緒に日々楽しんで取り組める遊びの一つになっています。
絵カード遊び~
最初は2枚から始めています。
「救急車はどっち?」
「はしご車は何色?」
まずはカードを見せてクイズ形式のお楽しみ!!
どっちがすき?
と自分で好きなカードを選んだり、かるた遊びのように楽しむこともできます!
繰り返すことで自然に全体を捉え判断する力を養います。
そして、遊びや日常の中で自らが選択する力をつけることで意思や思いを相手に伝えることが出来るようになります。
最後に
保護者の方に育脳への思いや取り組みを話す際には必ず伝えることが2つあります。
☆目先の出来ること出来ないことに着目せず彼らや彼女たちの未来を見据えた関わりを大切にしていくこと
☆他者と比べず、その子だけの成長過程に喜びを感じましょう
大切なお子さまだからこそ安心して社会に送り出すことのできる大人に育ってほしいですよね!
愛されていることを実感し、認められてる自分に気付き、
更に自己肯定感の高い大人になれるお手伝いができれば嬉しく思います。