製作で育脳
保育園では月ごとに製作を行って、季節の移り変わりを楽しみながら子ども達に伝えています。
お散歩でお花を見てきて季節の花の製作をしたり、季節を代表するようなイベントの製作を行ったりと手法は様々あります。
今回は製作を行う事で子ども達の発達にどのような良い効果があるかをお伝えしていきます。
・製作活動で見込める育脳
一言に製作と言っても様々な方法があります。絵具やクレヨンなどを使った製作や糊などを使った製作、他にも年齢によっても出来る事が大きく変わってきます。
ですが、共通して言える事として製作には正解がない事です。
もちろん、お手本となる物を事前に用意し、お手本を見る事で子ども達のイメージを膨らむよう促してはいきます。
その中で子ども達はお手本を見ながら、自分たちの好きな様に色を塗ったり、何かを貼ったりし、表現をしていく事で自己表現能力を養う事に繋がります。また、「この色を塗ったらどうなるだろう」などと想像しながら製作を行う為、想像力も同時に養う事が出来ます。
他にも、製作では指先を使い行う活動が殆どです。指先の運動は神経の発達を促し、思考力や言語力、運動能力など様々な面で育脳に繋がっていきます。
また、製作は子ども達の好奇心を育てるも出来ます。製作物を見せる事で、子ども達の「どうして」や「なんで」、または「やってみたい!」などという気持ちを引き出し、実際に体験させる事で脳の発達に繋がります。
最後に、今回ご紹介した製作活動で見込める育脳の効果は一部分です。
様々な方法で製作活動を展開していく事で子ども達の好奇心を育み、子ども達が自然と「やってみたい!」と思えるように促していく事がとても大切になります!