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2020/12/01

絵の具と育脳

絵の具遊びは、感覚遊びに分類されます。

絵の具に触れたことのない乳児期は、素手で直接触れることにより、絵の具の感触を確かめます。後は好きなように紙に塗ったり、ボディペイントをしたりすることで自然と絵の具の楽しさを学びます。

素手で楽しむことを覚えた後は、筆を使います。力の入れ具合で太くなったり細くなったり、手首を使うことでぐるぐる円が描けたり、筆の先を使い点々が描けたりと、力の加減や道具の使い方が遊びの中で自然と身につき、手先を使う訓練にもなります。

触覚や視覚、手先の運動機能を楽しみながら養うことのできる絵の具遊びは、園で多く取り入れられています。

 

子どもの集中力・創造力・表現力

初めて絵の具に出会う子ども達にとっては、絵の具は「絵を描く道具」という概念はありません。

形がまだ捉えられないこの時期だからこそ、素直に絵の具と触れ合うことが楽しい!面白い!という経験を沢山積んで欲しいと思っています。

自分が描いたものを褒めてくれたという「認められた経験がある子」は発想を素直に表現するようになります。夢中でお絵かきする真剣な目、完成した時の充実感で満ち溢れた笑顔は心が育っている瞬間です。

何にもとらわれない素直な心が創造力には大切です。

 

年齢に合わせた絵の具の遊びかた

絵の具遊びにはいろいろな技法があります。その中で年齢に合わせた取り組みについていくつか紹介します。

☆0歳児☆

絵の具との初めての出会いをする0歳児は色を見ることから始まります。保育者が筆を使い手のひらや足のうらに絵の具を塗り用意した紙に押して作品にしています。

とっても小さな手形や足型はきっと素敵な記念になるでしょう。

 

 

☆1歳児☆

絵の具がどんなものなのか分かり始めた1歳児は積極的に感触遊びを取り入れていきます。指先に絵の具をつけてポンポンと紙に塗っていくフィンガーペインティングです。指先で自由に絵の具をまぜたり紙に塗ってみたりと様々な表現が一枚の紙に現れます。

またスポンジと絵の具を用意し、スポンジに絵の具をつけてから紙にトントンと押していく技法も取り入れ一枚の作品を作り上げます。

 

☆2歳児☆

感触遊びを十分に楽しんだ2歳児は筆を使い、思い思いに描くことの楽しさを知ります。

どこまでも筆が動き回れるように、大きな模造紙を用意して自由に描いていきます。

手首を使ってみたら「くるくるとうずまき模様ができたよ!ぺろぺろキャンディーみたい!」筆先だけで動かしてみたら「細いヘビさんが出来たよ!」

たくさん絵の具を筆につけてみたら「ぽたんぽたんあめみたーい」など発見や感動が無限に広がります。また、色水遊びや野菜スタンプなども取り入れ、探究心をさらに広げていきます。

 

さいごに

絵具遊びはおうちでも取り入れられる遊びの一つです。脳の育みに良いだけではなく、楽しんで行うことができるので、是非おうちでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

全く文句がないです。つけたすならば、

数理系の才能教育では空間認知能力がキーになると考えられています。脳でいえば頭頂連合野という、頭のやや後ろ側、体性感覚野(触覚に関連)と後頭葉視覚野(見ることに関連)に挟まれた部位です。頭の中で2D3D図形を動かす、操作する能力には、実は体性感覚(触覚)の体験が必要なのです。