日常生活の中に遊びのヒント!!
日常生活の中に遊びのヒント!!
最近では、育脳や知育という言葉をよく耳にしますね。
子育て中の保護者の皆さまもこの言葉を敏感に感じていらっしゃることと思います。
脳内には、情報処理をする神経細胞(ニューロン)が、140億~200億個あります。このニューロンが、複雑に結びついて情報伝達することで、脳は成長します。このニューロンを結びつけるために必要なのが、刺激です。
サンライズキッズでは、子どもたちの脳によりよい刺激があるようにと保育内容を工夫しています。
その中のいくつかをご紹介したいと思います。
『洗濯ばさみ遊び』
0歳児さんは特に楽しめることを目的とし遊びを選んでいます。
その中の一つに洗濯バサミがあります。
乳幼児期のお子さまの遊びは、握る→掴む→摘むと指先が段々と器用に使えるようになってきます。
その成長に合わせた遊びを取り入れることで集中力が増したり手指の巧緻性を育むことができます。
まずは、お子さまが「やりたい」気持ちになること!
お家の中では、小さなお子さまでも洗濯物を干すことで家族の役に立ち、役割を与えることで自己肯定感を高めることにも繋がります。
『折り紙遊び』
1歳児さんは、指先の使い方も上手になり折り紙を折ることに興味を持ち始めます。
興味を持ったときがチャンスです!
ただ折るのではなく形が出来上がることの楽しみも「できる!」満足感へと導きます。
折り紙には、折るだけではなく色への興味も引き出す効果があります。
まずは、三原色が理解できるような声かけをしたり四角や三角などの形を一緒に作ったりしながら徐々に自分で想像したものを楽しんで折ることへも繋げます。
保育者と一緒に取り組むことでより楽しむことができ集中力も高まります。
「雑巾がけ」
雑巾がけでは、身体のバランス感覚を養い下半身や腕の体幹や筋肉を鍛えることができます。
2歳児さんになると友だちと競って雑巾がけを行うことで闘争心も芽生えより脳を刺激させることができます。
そのうえ、部屋をきれいにするという気持ちが心を育て自分のことを自分で行う感覚をも養います。
玩具をきれいにしたり使ったものを片付けるなどの普段の生活の中でも習慣づけていけるといいでしょう。
小さいながらも自らの意思できれいにすることを意識できる感覚が身につくといいですね。

乳幼児期のお子さまにどんな玩具を買えばいいのか悩んでみえる保護者の方の相談を受けることがあります。
気に入って手にするものは、テレビのリモコンやスマホ、ティッシュなど…日常に当たり前のように存在するものが多くあげられます。
特別な玩具でなくても遊びに発展させていくお子さまの思考力には感心させられますね。
日常生活の中でルールを決めたり疑問を抱ける環境を整えたりしながら成長を見守っていけるといいですね!