野菜との関りで野菜が食べれる子になろう♪
子どもが嫌いな食べ物と聞くと、真っ先に思いつくのは《野菜》だと思います。
しかしながら、野菜には野菜からしか摂取出来ない栄養素がたくさんあります。
親心としては、野菜がしっかり食べれる子になって欲しいですよね。
苦い…食感がイヤ…匂いがイヤ…など、嫌いになってしまう要素が多々ある野菜ですが、特に口にした際の印象で《嫌い》と思ってしまいがちです。
野菜の事を知る機会が少ない子どもたちですので、初めて野菜と接触するのは食卓に乗った時がほとんどだと思います。
それでは、食卓に乗る前の野菜の事を知り、野菜に興味を持ってもらい野菜を食べる意欲に繋げてみてはいかがでしょうか。
野菜を育ててみよう!
最近では、ご家庭でも簡単に野菜を作る事が出来るキットもありますね。
野菜栽培には、子どもの成長を育む効果が得られる要素がたくさんあります。
➀種まきや苗植えを行う際には、土に触れたり水やりをしたり、野菜によって種や苗の形が違う事など《自然》を知り学ぶ事が出来ます。
②種まきから収穫までのお世話をする事で、達成感を味わうことが出来、自信や自己肯定感を育む事に繋がります。
③どれだけの手間をかけて作ったかを実感でき、食材を粗末にしない様に繋げていく事が出来ます。
④自分が育てた野菜には思い入れがあり、食べ残しや好き嫌いが無くなります。
身近な環境で、自分で育てることが出来る食材は、まさに野菜ですよね!
野菜が食べれる様になるポイント、1つ目としてのご紹介でした。
野菜と触れ合ってみよう!
野菜には、いろいろな形や香りがありますよね。
1枚ずつ葉を剥く事が出来るキャベツや白菜、房を1つずつ離していくブロッコリーやカリフラワー、そして香りを感じることが出来るニンニクやしょうが大葉など、野菜には子ども達の興味を引き出す要素がたくさんあります。
食卓に上がる前の野菜を、お子様に触れさせてあげてみましょう。
「剥いても剥いても、まだ剥けるね。」「この野菜は、こんな匂いがするよ。」「種はこんな形だね。」
など、発見がたくさんあると思います。
野菜の味だけではなく、野菜のあらゆる事を知って《食べてみよう!》と思う意欲に繋げていきましょう。
一緒に調理をしてみましょう!
お子様が小さな頃は、調理器具を使用しなくても野菜を洗ってもらったり、葉物であれば手でちぎってもらったりする事が出来ます。
自家栽培された野菜の収穫や、一緒に台所に立ち調理をする経験を通して、更に野菜への関心を持ってもらってはいかがでしょうか。
野菜と関わる中での、保護者の方の声掛けも、お子様が野菜に興味を持つ為には大切な要素となります。
「頑張って育ててくれたから、美味しそうな野菜が実ったね。」
「お手伝いをしてくれたから、美味しい料理が出来たよ。」
など、誉め言葉をかけて、お子様が野菜を食べてみようと思われる環境を作っていきましょう!