食育の具体例
幼稚園や保育園で行われている子供の食育活動の具体例
幼稚園や保育園ではお腹がすくリズムを整えるために、毎日規則正しく同じ時間に食事をしています。
また、給食前に外にお散歩に行き、お腹を空かせた状態でおいしい給食を食べることで、さらにご飯が楽しくなるようにしてます。食べる時にはしっかりと保育者が側に付いていますので、スプーンやフォーク、箸などの使い方、食器の持ち方などのマナーも身につきます。
もちろん、ただ食べるだけが食育ではありません。園によっては食育の一環として野菜の栽培をして、食べ物をより身近に感じられるようにしている園もあります。
例えばトマトです。トマトは比較的育てやすく一度に多くの収穫ができるので、
保育園や幼稚園での食育に向いている野菜の一つです。
ただ、プチトマトのような飲み込めてしまうサイズの野菜は誤飲に繋がりますので、大きいサイズにするとよいでしょう。
植え付けから、毎日の水あげ、実の収穫、最後に収穫が終わった苗の処分までを一貫して行います。

始まりから終わりまでをしっかりと経験することで、より食育としての効果は大きなものになるでしょう。
こういった経験から、より一層食べ物への興味を持つようになり、子どもが苦手な野菜の克服にも繋がります。