水遊びの面白さ
夏の遊びといえば、水遊び!!気温が高い日には自然と水遊びをしたくなるものです。
昨年に引き続き今年も、コロナウィルス感染拡大に伴い、思いきり遊びに行くことが憚れる世の中ですが、
子ども達には夏ならではの遊びで楽しんで欲しいと思い、園では天気が良い日は水遊びを毎日行っています。
今回は園で行っている水遊びの取り組みと水遊びから得られる脳の発達についてご紹介します。
?感覚遊び
感覚遊びとは、目や耳、皮膚感覚など、五感を通して自然物と接して経験していく中で、認識していきます。感覚遊びの中で、水は子どもの感覚を磨いてくれる遊びの一つになります。水は、思うような動きはとってくれず、自由に形を変えて子ども達の目を楽しませてくれます。太陽に当たれば、キラキラ輝き、キラキラ揺れている水の動きはとっても綺麗で大人が見ても不思議でじーと見ていたくなります。
触ってみると、夏は冷たくて気持ちが良いという感覚が味わえます。見ているだけでは分からない情報を自分の手で感じる事・知ることが出来て、さらに水の面白さ楽しさを知ることになります。
このように、水遊びは脳へたくさんの刺激を与えてくれます。
?園での水遊びの取り組み
保育園では、7月1日が水遊びはじめとなり、7月・8月はお天気の良い日は水遊びして楽しみます。
初めて保育園で水遊びをする子どもは、ドキドキしながらそっとたらいの中の水に手を伸ばして、どんなものなのか頭で想像したものと同じなのか、はたまた想像したものと違うのか・・・子どもながらにこれは安全なのか確かめているようです。
水遊びが楽しいものと分かった子ども達は、どうなるかというと、、
さっきまでの怖さはなくなりあっという間にびしょびしょになり、豪快に楽しんでいます?
道具を使って、なにやら考えながら遊んでいますよ。カップに水を沢山入れたらどうなるのか、試しながら遊ぶ中で小さな経験をたくさん積んでいきます。
水遊びに慣れてくると、ペットボトルやじょうろなどを使い、各々で遊び方をみつけて遊んでいきます♪
2歳児さんはお友達や保育士とおしゃべりをしながら、水を使っておままごをしています。
「?おちゃをいっぱいどうですか?」
「ありがとう!!」
「いただきます!」
「?ミックスジュースをつくっているからまっててね♡」
いろいろな会話が聞こえてきて、とっても楽しいです♡
水との出会いが、子ども達の楽しい経験、記憶になってくれたら嬉しいです。
おススメ絵本のご紹介?
「じゃあじゃあびりびり」
0歳児さんに大人気の絵本です。音遊びが楽しい絵本で、好きな音のページを何度も何度も見ては楽しんでいます。保育園では0歳児さんもつかまり立ちが出来るようになるころには、手洗い場で手を洗います。
お風呂は少し苦手でも、手洗いは大好きな子どもが多く、蛇口から出てくる水を不思議そうに覗きこんでいますよ♡
ぜひ、お家でも読み聞かせを楽しんでみてはいかがでしょうか???